2004年01月31日
トーノZEROアニメ感想カレイドスター total 2983 count

偶然手に入れた最高の見せ場で観客を魅了するそら!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、トーノZEROです。

 今日のカレイドスターの感想。

 病院の廊下を歩くシーン、動く背景が3DCGらしいですが、徐々に近づいてくるそらと合わせて、とても良いビジュアルになっていましたね。

 変装のケン達。あまりに可笑しくて楽しいです。

 抱き合って泣くケンとポリス。二人は同じ気持ちを共有している訳ですね。ここは泣けます。

 夢は夢のままの方が良い。

 夢は叶えるためにある。

 という2つの相反する考え。

 カレイドステージはインチキだと主張する銀行強盗。これが、そら達を本気にさせてしまったわけですね。こういうことを叫びたい気持ちも分かりますが、それは賢いことではありませんね。犯人は、インチキだと思うことが賢いと言うような気持ちだったかもしれませんが、それは賢くありません。アポロ11号は月に行っていないという珍説と同じぐらい賢くないですね。

 そして、犯人を笑顔にさせるという賭け。この無謀な賭けに自ら乗り出すそらが最高ですね。まさに真のカレイドスターに進む人物です。

 ケンが用意する即席の道具。ケンも、ピッタリとそらの行動を補佐できるところがさすがですね。

 本当に仕掛け無しなのかよ、と犯人に言わせる演技。

 そして、あんたが捕まえなきゃならないのは俺じゃないだろう、とポリスに言う犯人の別れの言葉も良いですね。

 更には、ポリスのプロポーズの成功も泣かせますね。これがスムーズに成功したことも、そらの演技のおかげかもしれません。

今回の一言 §

 また凄い話を見せてくれますね。

 銀行強盗を相手に、ショーを見せて善なる心を呼び起こしてしまうそら。そう言うのはたやすいですが、けしてショーのための設備ではない銀行の中で、しかも銃を持った強盗を相手に笑顔で演技を見せるというのは非常に危険でかつ難しいことです。これは、言ってみれば、本番中にいきなり手順を外してメイの見せ場を作るような行為にも匹敵する難しいことです。しかし、それをそらは自らやってのけたわけですね。